ダイリックスは、日本と中国の二つの市場に精通した組込系及び業務システムの開発技術者集団です。

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沿革と実績

ダイリックス…成長の足跡

技術力の進化

現在では、WCDMA/LTEに代表される第三/第四世代通信システム、Bluetoothに代表される近接通信、モバイルデジタル放送の映像・音声コーデック、カーナビゲーションの頭脳にあたる思考アルゴリズムから、企業向けERPのアドオン開発にいたる幅広い技術分野に精通する数多くのエンジニアを育成してきました。

  • この他にも現時点では公表できない様々な先端技術プロジェクトに参画しています。

開発体制の充実

開発体制も日本国内に加えて、中国大連の親会社にも250名近いエンジニアを擁しています。このことにより、設立当初に比べて、より高い専門性、より厳しいコスト水準、より大規模な開発体制など様々なお客様からのご要望にお応えできるようにもなっています。

ダイリックス・グループで活躍してくれている技術者の多くは、中国有数の工業系大学である大連理工大学を卒業した優秀なエンジニアたちです。高い品質基準を求められる日本のお客様とのお仕事を通じて、たくましく成長した彼ら技術者集団は、ダイリックスの宝であります。

商品の多様化

その大切な宝である彼らは、新たな宝をダイリックスにもたらしてくれています。それが、自社開発ソフトウェアです。WCDMA/T-SCDMA対応プロトコル・スタック「WUEPSシリーズ」を始めとする携帯電話用通信ソフトウェアは、日中の大手携帯電話端末メーカーによる採用実績を誇ります。 ポータブル・マルチメディア・プレーヤー・ソリューション「HiCo One」は、中国版ワンセグ放送CMMB規格に対応したモバイル端末のリファレンス・デザインです。いずれも、中国市場で"ワンセグ"内蔵ケータイを商品化する上で無くてはならないコンポーネントです。

事業形態の多様化

日本国内の大手機器ベンダー様による国内市場向け製品の開発支援が中心だった取引実績も大きく多様化しています。日本のお客様向けの業務システム開発や中国の機器ベンダー様からのご依頼に加え、日本企業様と共同で中国市場に進出する提携関係も増えています。

会社の沿革

1994年2月 株式会社ダイリックス設立(資本金1500万円)
1997年7月 オフショア開発の先駆けとなった大連華暢電脳有限公司を設立。 組み込み系から企業向け業務システムまで幅広い開発案件をオフショア方式で担当。
2001年8月 大連華暢電子通信技術有限公司を設立。
中国市場へ参入し、大手通信機メーカーとの取引を開始。
2003年4月 資本金を4000万円に増資。
2004年10月 中国国内の規制緩和の流れを受け、大連華暢電子通信技術有限公司と大連華暢電脳有限公司を統合。
2004年11月 資本金5000万円に増資。
初の自社開発製品であるW-CDMAプロトコル・スタック「WUEPS」を発売。
国内大手メーカにライセンス供与開始。
2005年6月 資本金1億1300万円に増資。インテル・グループとの間で、ビジネス、資本両面 での提携を実現。
2006年5月 大連華暢電子通信技術有限公司を完全子会社化。
2008年5月 中国版地上デジタル放送CMMB対応ポータブルマルチメディアプレーヤーのリファレンス・デザイン「Hico One」を発表。東京ビッグサイトで開催された組み込みシステム開発技術展に参考出展し、注目を浴びる。
2008年12月 資本金を1億7150万円に増資。
2009年12月 TD-SCDMAプロトコルスタックを発売。大手通信チップベンダーにライセンス供与開始。
2011年4月 Augusta社と戦略的パートナーシップを結成。
プロトコル・スタックを提供。
2013年12月 資本金の額を1億円とし、減少額全額(7,150万円)をその他資本剰余金に組み入れる。
2014年12月 華暢科技(大連)股份有限公司(前身大連華暢網信技術有限公司)が当社の株式を取得し、親会社となる。